Royal Van Lent
CEO
Jan-Bart Verkuyl
創業
1849年
本社
Royal Van Lent Shipyard B.V., Julianalaan 3, 2159 LA KAAG – The Netherlands
IdentityROYAL VAN LENT
16世紀後半、オランダ人はボート遊びの楽しみを発見し、レース用ボートをヨットと呼ぶようになりました。1849年まで遡るファン・レント家の造船所は、海を極めるという伝統を継いでいます。ファン・レント家のヨットは、すでに1920年代にはスピードコンテストで優勝する性能を誇り、初めてスチール、次いでアルミニウムを使用したことでも知られています。質の高い船舶の建造と設計を専門としていたロイヤル・ヴァン・レントは、代々受け継がれてきたサヴォアフェールに、深く刻まれた進取の気性を組み合わせることで、性能、快適性、航海の喜びといった点をめぐる高度な要求に応えています。フィードシップのブランド名で販売される全長35~120メートルのボートは、最新テクノロジーと高品質の設備を併せ持っています。ファン・レント家は何世代にもわたり、優れた海洋建築家やデザイナーとの関係を築き上げてきました。こうして独特の船が生まれ、オーナーは設計に密接に関わるのです。
フィードシップの船はどれも非常にユニークで、卓越と最新技術に立脚する新しい設計モデルを創り出そうとする私たちの意志を反映しています。このことは、メゾンが追求する理想と共通しています。なぜなら私たちは、最高を求めている人々のためにオーダーメイドのヨットを造っているからです。
Jan-Bart Verkuyl
ロイヤル・ヴァン・レント会長兼CEO
ロイヤル・ヴァン・レントのヨット、風景、アイデンティティを示すビジュアル。
ロイヤル・ヴァン・レントのヨット、風景、アイデンティティを示すビジュアル。
ICON
2004年に完成したエクスタシーは、ロイヤル・ヴァン・レントが建造した中で最も全長のある船です。トップスピード30ノットを超えるこのヨットを造る際の課題は、ロイヤル・ヴァン・レント独自のエレガンスを維持しつつ高速スピードに耐えられる船殻を設計することでした。この性能と洗練の究極の融合が、まさにメゾンの象徴です。
サヴォアフェール
2001年、ヴァン・レント船所に対してオランダ女王から誉れ高い「ロイヤル(王室)」の称号が授与されました。この栄誉は模範的な形で基準を満たしている企業に与えられますが、製品の品質だけでなくスタッフの行動や社会的責任、それに環境への影響といったことも基準に含まれます。「ロイヤル」ビジネスは、将来のプロジェクトはもちろんのこと、過去についても完璧さが求められ、最低でも100年間は同じ家族による経営でなければなりません。オランダの一流企業と並んでこの称号が授与されたことは、ロイヤル・ヴァン・レントがオランダを代表する企業になったことを意味するため、造船所すべてのスタッフにとって何物にも代え難い誇りです。