LVMH、2025年大阪・関西万博のフランス館の主要パートナーに

2025.02.05に投稿 • 3 分
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LVMHグループは、2025年4月13日から10月13日まで開催される大阪・関西万博のフランス館のゴールドパートナーを務めます。

LVMHグループはアクサグループ、アルザスワイン(CIVA)、ニナファームとともに、展示会を専門にするフランスの企業コフレックスが主催するパビリオン発表のためのプレゼンテーションに出席しました。大阪に出展するフランス館の主要な出資者として、LVMHとその5つのメゾン(ルイ・ヴィトン、ディオール、セリーヌ、ショーメ、モエ・ヘネシー)は、常設展示と特別展示の両方のスペースで卓越したクラフツマンシップにスポットライトを当てます。

2025年2月4日(火)、パリの建築遺産博物館で開催された発表イベントには、エマニュエル・マクロン仏大統領、ローラン・サン=マルタン外務貿易・在外フランス人担当大臣、ラシダ・ダティ文化大臣、下川眞樹太在フランス日本大使が出席しました。このプレゼンテーションでは4名のフランス館のアンバサダーが発表され、LVMHのメゾンとの親交も深いソフィー・マルソー、アントワーヌ・デュポン、テディ・リネール、レア・セドゥが出席しました。彼らはパビリオンでの重要な祝賀の瞬間にフランス代表として登場します。

パリ2024オリンピック・パラリンピック大会の成功に続き、フランス館は2025年の万博でフランスを国際的にアピールします。この大望は、LVMHが掲げるコアミッション「Savoir Faire Rêver(芸術的な夢の創造)」と見事に共鳴し、当グループとイベントとのパートナー関係に至りました。LVMHは長年にわたり日本との緊密な関係を維持しており、フランス系民間企業としては日本有数の雇用主です。従業員数は14,000人以上(全世界215,000人)、国内に1,000店舗のネットワークを有しています。

「2025年大阪万博におけるLVMHとフランス館とのパートナーシップは、LVMHのメゾンが誇るフランス独自のサヴォアフェールとして、卓越性、模範的パフォーマンス、伝統、革新性を定義する価値観をさらに際立たせるまたとない機会です。LVMHグループにとって、日本は特別な存在です。何十年もの間、私たちは文化の対話と地域のアイデンティティの尊重を通じて、遺産と自然への愛をともに讃えてきました。こうして私たちは年々、ますます強固で調和のとれた絆を築いています」と、LVMHグループ会長兼CEOのベルナール・アルノーは述べています。

 2025年大阪万博においてフランス総監督を務めるコフレックス会長のジャック・メールは、パビリオンのテーマであり指針となる「愛の賛歌」とその力強いメッセージを発表しました。このテーマは、ユニークで大胆な演出を特徴とする魅力的な没入型展示と充実した奥深いプログラムによって、未来への約束として響き渡ります。

ルイ・ヴィトンとディオールは常設展示の中心に2つのスペースを設け、1日2万人以上、総計約300万人の来場者を迎えてインスピレーションを届けます。その他2つのLVMHメゾン、セリーヌとショーメは特別展示スペースに参加し、パビリオンの成功に貢献します。さらに、モエ・ヘネシーはフランス館のホスピタリティパートナーを務めます。

4月13日から10月13日までの常設展を通して:

- ルイ・ヴィトンは、OMAの日本人建築家 重松象平氏とのコラボレーションのもと、クラフツマンシップと日本へのオマージュの中でその歴史を辿ります。最初の空間は85個のトランクを配した「ライブラリー」で、IRCAMによって再解釈されたアトリエの音が響き渡る中、卓越したサヴォアフェールを讃えます。2つ目の空間は、日本人アーティスト 真鍋大度氏が手掛けるビデオインスタレーションの中心で「トランクのジオード」が命を吹き込まれ、幻想的な世界へと来場者を誘います。

- メゾン ディオールは、愛情を込めたクラフツマンシップとサヴォアフェールへのオマージュとして、壮大な旅をお届けします。冒頭では、タイムレスなディオールの「バー」スーツが、ブルー、ホワイト、レッドの3つのバリエーションで展示され、象徴的な白いキャンバスと3Dプリントにより再解釈されたディオールのアイコニックな香水ボトルが、荘厳なインスタレーションとして登場します。ナタリー・クリニエールが手掛ける空間デザインは、デザイナーの吉岡徳仁の作品と、写真家の高木由利子の作品により彩られます。それは卓越性だけでなく、ディオールと日本の間に築かれた力強い絆へのオマージュです。

- モエ・ヘネシーはホスピタリティパートナーとして、「ビストロ」のメニューやパビリオンの特別イベントで提供されるワインとシャンパンのセレクションを手掛けます。

2025年4月13日から5月12日までの特別展示スペースにて:

セリーヌは日本の伝統工芸である「漆」とパリのメゾンの紋章である「トリオンフ」との対話を通して、そのクラフツマンシップと日本文化やノウハウとの強い結びつきを讃えます。約一か月間にわたる展覧会ではビジュアルアーティストの中村壮志と彦十蒔絵による作品や、限定品のレザーグッズが展示されます。

2025年9月1日から10月13日までの特別展示スペースにて:

240年以上にわたり自然を愛するジュエラーとして歩んできたショーメは、メゾンの象徴であるハチの巣のモチーフをはじめ、自然の美しさと生命力への愛情を讃える感覚的な旅へと来場者を誘います。

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