フェンディがヴィラ・メディチの6室の歴史的なサロンを改装し、魅力を新たに引き出します
フェンディと在ローマ・フランス・アカデミーが、素晴らしい共同改装を経た、荘厳なグラン・サロンを含むヴィラ・メディチの6室のサロンを公開します。モビリエ・ナショナル*の支援を受けて実施された本プロジェクトでは、創造性と現代デザインに着想を得た新しい装飾が施されました。
フェンディのクチュール&ウィメンズウェアのアーティスティック・ディレクターであるキム・ジョーンズと、アクセサリー&メンズウェアのアーティスティック・ディレクターであるシルヴィア・ヴェントゥリーニ・フェンディは、未来の遺産を作り出すヴィラ・メディチの改修を指揮しました。独創的な創造性の対話を生み出す意欲に駆られた二人は、解釈の中でデザイン、インテリア、保全・修復に及ぶ様々な技能を組み合わせており、アーティスティック・ディレクターである両者、そしてフェンディ カーサとゲストデザイナーを象徴するシグネチャーを表現しています。
ヴィラ・メディチの6室の由緒あるサロンは、フランスとイタリアのデザイナーであるキアラ・アンドレアッティ、ノエ・ドゥシュフール・ローランス、トアン・グエン、ロナン&エルワン・ブルレック兄弟の専門家の手で改装されました。グラン・サロンには、ロナン&エルワン・ブルレックがデザインし、ヴィトラ(Vitra)が制作したベルヴィル アームチェアに最高の場所が与えられています。150平方メートルの広さを誇るこのグラン・サロンでは、ヴィラ・メディチの文化プログラムのイベント(コンサート、公演、カンファレンス、インスタレーションなど)が開催されます。
現代デザインの作品をヴィラ・メディチの歴史的な部屋に配置することで、特別なパートナーシップと後援イニシアティブを通じてアートの遺産を保護するフェンディのコミットメントが再確認されました。本イニシアティブは、フェンディとローマの深い絆と共鳴しており、この「永遠の都」がプロジェクトを通して主なインスピレーション源となりました。
* 芸術コレクションおよび国家遺産の工芸品の保全・修復、そして卓越したサヴォワールフェールの振興・継承を担うフランスの国家機関。